思考盗聴を防止するグッズ

思考盗聴を防止するというグッズがメルカリなどの個人売買で話題になっていますよね。

思考盗聴というのは集団ストーカー被害者に対して何らかの電波を発信し、脳内で考えていることを盗むという行為です。

犯罪なのでは?と思う方も多いでしょうが、日本の現行法では脳内の考えを盗むという行為は犯罪として取り締まる法律はありません。しかし違法な電波を発信させる行為については電波法違反に問われる可能性があります。

無線局免許を受けていない無線局を不法無線局と言い、その無線局から発射される電波を不法電波と呼びます。

出処:総務省

ですが、被害者の近くに居ないと出来ないことなので車で来ていれば駐車違反や他人の敷地内に侵入した場合は犯罪行為に値します。

さて、巷に出回っている思考盗聴を防止するグッズですが、効果はあるのでしょうか?

実際にテストするといった検証の根拠も無しに販売されているのが現状だと思われます。ネットの情報ではアルミホイルが効果ありというwebsiteも散見されますが、電波と電磁波は概念が少しばかり違いますのでこれは逆効果ではないか?とも思えます。

自宅のwifi電波を掴みやすくするために、アルミホイルを携帯電話(スマートフォン)の周りに弧を描くように設置すると電波が掴みやすくなるという検証結果があります。

衛星放送を受信するためにベランダにパラボラアンテナを設置されているご家庭があるのを見たことはないでしょうか?パラボラアンテナは小型で特殊な製品については丸いお皿型の部分はFRP製が多いのでアルミ製はごく少数ですが、大型のものはアルミ製が多いようですね。

ですからアルミホイルを頭に巻く、携帯電話(スマートフォン)に貼り付けるといった行為は逆効果なのかもしれません。しかし、金属やガラス、コンクリートは電波を通しにくい性質を持っています。

また、意外に思うかもしれませんが、水も電波を通しにくくするものの一つです。私たち人間の60パーセントは水分で出来ていると言われていますので、人も電波を通しにくいんですね。気持ちの問題かも知れませんが、こまめに水分補給することも思考盗聴を防止する一つのヒントとなるかもしれません。