思考盗聴は可能なのか?

思考を盗み聞くことは可能なのでしょうか

探偵という職業を長くやっていると、時々問い合わせが来るのが集団ストーカー被害の相談だ。

その中でも思考盗聴という事を言ってくる相談者さんが何人かいました。

思考とは英語でthinkingと書きます。自分で考える行為、伝えたいと思い浮かべていること、発想やイメージなどを総称して思考というものになります。紙に書き記したり、言葉に出す前の脳内でとどまっている状態の事を言うのだと思います。

さて、その思考ですが、盗み聞くことは出来るのでしょうか。

集団ストーカーの嫌がらせ行為の一つに思考盗聴というキーワードがあります。ご相談の中でも思考盗聴という言葉が度々出てきますが、現代のテクノロジーでは何かしらの機器を用いて電波を被害者に発信し、それを受信して思考を盗み聞くという事は不可能であると断言します。

しかしながら、それ以外の方法で何を考えているのか?をこっそりと手に入れることは可能でしょう。

人というのは無意識のうちに思っていることを何かに書き残している、行動に反映するといった事があります。例えばメモ用紙をシュレッダーせずにゴミ箱捨てたとしましょう。

燃えるゴミの日に集積場に出すころにはメモ用紙の存在をすっかり忘れています。そのゴミ袋を集団ストーカーの人物が手に入れて、メモ用紙を発見してしまえばそこに何が書き記されているか判明することになります。

また、自宅のインターネット環境のセキュリティを強固にしている人は少ないと思います。現に集合住宅ですと、訪問した友人用にフリーのwifiを飛ばしているご家庭があり、暗合キーの設定をしていないwifi電波があるので他の部屋でもネットに繋がってしまうケースがあります。

上記の場合、集合住宅と道路が近ければ、通りすがりの人物もwifiに繋がってしまう事もあるでしょうし実際に経験があります。一度wifiの設定を見直してみましょう。ハッキングに詳しいストーカーがいれば、時間をかけてパソコン内に侵入している可能性があります。

集団ストーカーは後をつけているばかりではありません。予算のある集団ではごく近いところのボロアパートから監視することも可能です。そこから毎日様子を見ていれば、少しづつ何を考えているのかが分かってしまうかもしれません。

また、尾行しているストーカーがいるのであれば、どのような行動をしているのか?嗜好は?好きな洋服の雰囲気やブランドが分かってしまいます。

このような事から、集団ストーカーはターゲットの思考を手に入れることが可能になるのです。

思考盗聴というのは世界的に広まっているデマの一種であると考えてください。他人の思考というのはご家族や長く一緒に生活しているご夫婦なら手に取るように分かっている事もあるのではないですか?

「旦那の考えている事なんて手に取るように分かるわよ」

こんなセリフをドラマや映画で聞いたことありませんか?あうんの呼吸という表現もありますよね。

思考盗聴に関してどうしても心配だという人はご相談に応じます。

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