依頼してはいけない探偵事務所とは
危険な探偵の一つに、情報の裏を取らない探偵が存在する。
主にデータ調査で結果は出たものの、実際に現地に赴いて確認するといった作業を行わない。
データの中には古い情報も含まれており、その情報が現在も事実なのかどうか調べない探偵事務所が存在する。
依頼者は探偵に依頼すること自体が生まれてはじめてなので、結果に疑問は持たない人が多いのが現状で、上記の事がまかり通ってしまう。
データ調査というのは基本的に探偵が蓄えているものではなく、情報屋、データ屋という部類の調査事務所から卸値で買ってくるのが通常である。
実際にはデータのままの情報もあるが、データ屋のなかには、古い電話帳から探し出したいい加減な情報をそのまま提出していることもあり、とても危険です。
ですから、探偵にデータ調査を依頼する際は、裏を取っているのかをそれとなく聞き出してから依頼したほうが良い。
例えば人探しの依頼で、他社より安い探偵事務所はデータを確認せずにそのまま報告している場合が多く、後に依頼者とトラブルになっている。
携帯電話番号調査についても同様で、古い会員データから抽出した情報をそのまま報告してトラブルになっている。
まず、その情報を仕入れたら現地に赴いて確認することが一番重要な業務であるのに、面倒だからやらないでいる。
こういった探偵に引っかからないコツはただ一つ。同じ調査で値段が安ければいいかげんなデータを出してくるので価格で見分けが出来る。また、調査の工程を詳しく話してくれる探偵がいいだろう。
但し、料金は高くなってしまうのが依頼者にとっては不利になるでしょう。人探しはそんなに安くできないのです。
平成2年から都内の探偵事務所で従事。平成19年に東京調査サービスとして開業。平成26年に他社と併合の為届出廃止。現在再開に向けて調査員として従事しながら準備を進めている。愛用のカメラはNIKON