携帯電話番号調査を依頼する際の注意事項

携帯電話番号から個人特定調査を依頼する際は慎重に

ネット上には探偵事務所のwebsiteが沢山あります。

その中でも携帯電話番号から個人特定が可能であるというページをいくつも見かけます。

確かに携帯電話番号から個人特定が可能な場合もありますが、情報が古い場合や時には間違ったまま報告している探偵もいるので注意が必要です。

調査する時にリスク説明の全くない探偵には依頼しない方が賢明です。携帯電話番号調査のリスクとは下記のようなことです。

  • 詐欺などの事件性の高い案件の場合、携帯電話自体が飛ばしの携帯を使用している可能性がある事
  • 海外からかけているのに、偽装して分からないようにしているケースもあること
  • 既に引越しをしていて住んでいないことも多い
  • 契約者が住所移転手続きをしていないこともある
  • 大手キャリアの携帯から調べても、格安シム業者との契約回線もあるので、その場合は格安シム業者名までしか判明しないケースも多い

上記に加え、携帯電話番号から調べた住所まで赴き、本当にそこに調べた相手が住んでいるのか、といったところまで確認してから依頼者へご報告している探偵はほぼいません。

詐欺案件の場合、詐欺師が契約住所に住んでいることは、まずあり得ません。また、契約自体が他人の名義である可能性も否定できないのです。リスクの少ない案件としては、浮気相手の携帯電話番号から個人特定の場合、相手は一般主婦であるとか、普通のサラリーマンである場合は飛ばしの携帯を使っているケースは少ないと思われます。

ですが、節約のために格安シムの契約に変えている場合は特定が非常に難しくなります。携帯電話番号のキャリア検索サイトで調べても格安シム業者までは調べることが出来ません。その説明は探偵からありましたか?

本来であれば上記の事まで確認してから報告するべきなのですが、細かいところまで事前説明の無い不親切な探偵事務所が多くなってきています。

一番危険なのは実際に探偵事務所に訪問しないまま契約してしまうことです。探偵の素性がよくわからない、調査に関して丁寧かつリスク説明のないまま契約してしまうことです。調査結果に信用性がないまま終わってしまう可能性が高くなります。

確かに、探偵事務所や興信所まで実際に赴いて相談~契約をすることは、はじめての方にとってはとても勇気のいることだと思います。しかし安くない探偵料金をお支払いすることになると思うので、郵送だけの調査契約は今一度慎重になってお考えください。