報告書を提出しない探偵事務所・興信所

東京調査サービスです。 

前々から時々耳にする情報なのですが、報告書を提出しない探偵事務所や興信所があるらしいです。 

決して安くはない探偵事務所や興信所の調査料金ですが、その対価として報告書というものが存在します。

浮気調査などは何時間も張り込み調査をします。 張り込み開始時間から、終了までのレポートを写真を交えながらテキストで報告書を作成するのが一般的です。

動画がある場合で、依頼人が見せてくれという場合はオフィスで動画を見てもらったり、メディアに移してお渡ししているのが現状だと思います。

聞き込み調査などの内偵調査と言われているものも、テキストと現地の写真を添えて報告書にします。

探偵事務所や興信所は報告書が「商品」ですので、依頼人からお金をいただくのであれば、報告書を提出することが義務であるとも言えます。

しかしながら報告書の提出を何故か拒む探偵事務所や興信所が存在するというのです。

かなり前に依頼に来た方からの情報では、浮気調査を依頼し、確かに調査はしたものの、報告書に事務所名、社名などの記載が全くなく、テキストと写りの悪い写真だけであったとのこと。

探偵社に話を聞いてみたら、社名を出せばこちらが恨まれるという理由でした。 確かに、調査先に恨まれることがあるのは事実ですが、そういったリスクを含めて調査料金は依頼人が考えるよりも高額になっているのです。

この他、最近聞いた話では簡単な内偵調査を依頼し、二件で20万円以上の報酬を支払ったにもかかわらず、報告書の提出を拒む興信所があったとの事。

調査内容は現地に行く必要のない調査なので、テキストだけの報告書のようですが、実際にはFAXで結果だけが送られてきたという事です。 

通常であれば、内容の薄い報告でも、表紙をつけ、社名の入った報告書を提出するのが通常です。 稀に依頼人が結果だけでいいという場合もあり、一概には言えないのですが、報告書を提出するべきでしょう。

例えばラーメン屋に行ってラーメンを注文。 数分後に器ではなく、ビニール袋でラーメンが出てきたらどう思いますか? たとえ数百円かもしれませんが、きちんとラーメン用のどんぶりで出てくるのが通常ですよね。

海外へ向かう航空機で出てくる機内食は軽さも大事なのでご存知の通り質素ですが、探偵事務所の報酬は最低でも数万円からですので、例え1ページのテキストでも報告書を提出するのが当たり前です。

2022年現在では環境保護の観点や社会環境の流れから脱炭素、ペーパーレスという事もあり、依頼人側からPDFでの提出の指示もありますから紙ベースでなくても報告書の提出は可能なんです。

ハッキリ言って報告書の提出を拒む理由が分かりませんが、めんどくさいという理由しか思い浮かばないです。 こういう問題は依頼後にしか分からないという事もあります。

まぁ、二度と同じ依頼人からの調査は入らないでしょう。 ということで、報告書の提出に関する記事を書きました。 

依頼する前に報告書の提出は可能なのか?確認してから依頼してくださいね。