大阪から和歌山へ

お盆時期の夏休みも終わり、事務所に来てみると、早速大阪出張です。

大阪といっても、午前中だけで実際には和歌山県の南紀白浜まで行くかもしれないという浮気調査でした。

この仕事は5月にも行っているのですが、今回は追加調査という事で、浮気の証拠を更に知りたいという依頼人の意向で行いました。浮気調査というのは一回だけの証拠よりも、複数回の証拠があったほうが、相手方も言い訳しにくくなるわけです。

という事で一路大阪へ。まだ夏休み最中なので所々で渋滞に嵌りました。

今回は南紀白浜にある行きつけのホテルに女性と宿泊するのではないかという事案。本当に行くのか?誰と行くのか?が最重要項目です。実際の調査では、対象者は一人で特急に乗車し、白浜に行くと思われたのですが、和歌山駅で下車して駅から出てしまいました。

そして駅前では30歳代と思われる美女がクラウンで迎えに来ていたのです!女性は水商売らしき風貌の持ち主で、対象者が時々行っているスナックの従業員ではないかとの情報もありました。前回の浮気相手とは違う女性でした!

当方は駅前で待機していたタクシーで尾行を行います。こういった場合、タクシー運転手の方のご協力がとても重要になります。タクシーは行き先まで旅客を運ぶのが仕事で、尾行は仕事ではないからです。

しかし、現地の道路事情をよく知っているタクシー運転手さんは時に神がかりな尾行術で、我々の仕事を手助けしてくれる場合もあるんですね~。

今回は女性運転のクラウンで白浜方面に向ったのですが、地元なので、裏道等を駆使していました。我々の運転の場合、裏道を駆使されると、尾行に気付かれているのではないか?等、様々な憶測も沸いてくるのですが、地元のタクシーではそういった事は皆無で、「これは何々方面に行く裏道だよ」って教えてくれます。

そんなこんなで南紀白浜のホテルまで無事に尾行を行うことが出来ました。ホテルで車両班と合流し、タクシー運転手さんにお礼を言いました。

翌朝、ホテルの出入りを証拠として収め、クラウンの女性の自宅も割り出して依頼人にご報告する運びとなりました。

よく知らない土地での調査はいつもよりも倍疲れます、、、。

では。