平成30年3月6日に新宿区内で行われた探偵業者研修会に参加してきました。
主催は警視庁です。
講義の内容としては毎回同じなのですが、出席する事によって探偵業法で定められている社員研修の一つにもなります。
今回の話ではやはり消費者センターの方の話もあったのですが、近年増えていた興信所への苦情が減ってきているということでした。これはアダルトサイトのワンクリック詐欺に絡むもので、被害金を返してもらえますよ~っていう詐欺的な業者です。
まともな業者はそういう文言はホームページ上でもどこでも記載していないと思います。だって調査じゃないですし、弁護士法違反になるようです。
苦情が減ったというのはちょっと一安心です。他には、消費者契約する上での注意点ですかね。
あとは警視庁生活安全総務課からのお話し。ストーカー事案、DV事案に絡んだ調査会社の事件の話もありました。ストーカーやDV案件は増えてきており、警視庁管内の担当警察官は約200名ほどで対応しているそうです。
次は探偵業者の現状になります。
東京都内で「探偵業の届出」を行っている数は、、、なんと821業者!すごく多いですね。届出を出しているだけの人もいるのかな?と感じました。
23区内だけでいうと、池袋、新宿、渋谷が多くて、この3駅だけでも100社以上がしのぎを削っている状況。まさに戦国時代ですね~。人口比で考えると多すぎのような気もします。
また、池袋の業者が新宿や渋谷でも届出を出しているので多くなっている原因かな。探偵業の業務の適正化に関する法律では「営業所」ごとに届出を出さないと駄目なので、同じ会社でも都内に複数あるんですね。
では今日はこの辺で~
平成2年から都内の探偵事務所で従事。平成19年に東京調査サービスとして開業。平成26年に他社と併合の為届出廃止。現在再開に向けて調査員として従事しながら準備を進めている。愛用のカメラはNIKON